01.18.11:07
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06.14.00:42
ドメイン環境でローカルユーザーを使うときのrsh
Windows Server 2008(Vista)以降のOSで、ドメイン環境のマシンがローカルユーザーを使ってrshを実行するときの注意点。
※2012/06/23追記:rcp でも同じですよ。
普通にrshコマンドを実行するとこんな感じのエラーで失敗します。
% rsh -l administrator 192.168.1.115 df
rcmd: unknown user: rshlocal
これを解消するには、-Dオプションを使います。
% rsh -D -l administrator 192.168.1.115 df
Filesystem 512-blocks Used Available Capacity Type Mounted on
//HarddiskVolume2 83677176 49910288 33766888 60% ntfs /dev/fs/C
この -D オプションは、rshコマンドを実行するユーザー名のプレフィックスにマシン名を付加するオプションです。rshコマンドは実行時にユーザーの妥当性の確認が行われて、ドメイン環境のローカルユーザーでは、-Dオプションを付与しないといけないみたいです。
で、そこで注意が必要になってくるのが、rshサーバー側の ".rhosts" ファイルの記述方法です。
さっきも書いたように -D オプションはrshコマンドを実行するユーザー名のプレフィックスにマシン名を付加するオプションです。なので、rshサーバー側の .rhosts ファイルにも、<rshクライアントのマシン名>+<ユーザー名>の形式で記載する必要があります。
% cat .rhosts
192.168.1.5 W2K8R2-SUA+rshlocal ← こんな感じ。マシン名とユーザー名は「+」でつなぎます。
パケットキャプチャからも<マシン名>+<ユーザー名>が渡されていることが確認できます。
○参考○
Subsystem for UNIX-based Application (SUA) を利用した、rsh コマンドの実行について
※2012/06/23追記:rcp でも同じですよ。
普通にrshコマンドを実行するとこんな感じのエラーで失敗します。
% rsh -l administrator 192.168.1.115 df
rcmd: unknown user: rshlocal
これを解消するには、-Dオプションを使います。
% rsh -D -l administrator 192.168.1.115 df
Filesystem 512-blocks Used Available Capacity Type Mounted on
//HarddiskVolume2 83677176 49910288 33766888 60% ntfs /dev/fs/C
この -D オプションは、rshコマンドを実行するユーザー名のプレフィックスにマシン名を付加するオプションです。rshコマンドは実行時にユーザーの妥当性の確認が行われて、ドメイン環境のローカルユーザーでは、-Dオプションを付与しないといけないみたいです。
で、そこで注意が必要になってくるのが、rshサーバー側の ".rhosts" ファイルの記述方法です。
さっきも書いたように -D オプションはrshコマンドを実行するユーザー名のプレフィックスにマシン名を付加するオプションです。なので、rshサーバー側の .rhosts ファイルにも、<rshクライアントのマシン名>+<ユーザー名>の形式で記載する必要があります。
% cat .rhosts
192.168.1.5 W2K8R2-SUA+rshlocal ← こんな感じ。マシン名とユーザー名は「+」でつなぎます。
パケットキャプチャからも<マシン名>+<ユーザー名>が渡されていることが確認できます。
○参考○
Subsystem for UNIX-based Application (SUA) を利用した、rsh コマンドの実行について
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